ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン
平成25年4月1日よりヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンは定期接種になりました。
対象者
札幌市内にお住まいの生後2か月から5歳未満(5歳の誕生日の前日まで)の乳幼児
→詳しくは札幌市のホームページをご覧ください。
接種回数・スケジュール
初回の接種開始年齢によって予防接種スケジュールは異なります。
接種費用
対象者が札幌市の実施医療機関で接種した場合は、無料です。
※接種を希望する場合は、必ず実施医療機関にお問い合わせください。
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン接種実施医療機関を検索
確認書類
予防接種を受ける際に、1と2を医療機関に提示してください。
- 1 健康保険証など、氏名、生年月日、住所が記載されたもの
- 2 母子健康手帳
Q&A
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Q
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンはそれぞれどのようなワクチンなのですか。
A・ヒブワクチン
乳幼児のヒブ(インフルエンザ菌b型)による髄膜炎などの感染症を予防するワクチンです。
※通常のインフルエンザウイルスのワクチンとは別のワクチンです。
・小児用肺炎球菌ワクチン
乳幼児の肺炎球菌による髄膜炎や菌血症などの感染症を予防するワクチンです。 -
Q
ヒブ(インフルエンザ菌b型)、肺炎球菌に感染するとどうなるのですか。
Aヒブや肺炎球菌に感染すると、細菌性髄膜炎や肺炎などの病気を引き起こします。
特に、細菌性髄膜炎にかかると、死に至ったり、重い後遺症が残る場合もあります。
この細菌性髄膜炎の発生要因のうち、ヒブと肺炎球菌が約9割を占めているとされていることから、ワクチン接種によって細菌性髄膜炎を予防する効果が期待できます。 -
Q
いつごろ接種するのが望ましいのですか。
A細菌性髄膜炎は、約半数が0歳児のうちにかかり、それ以降は年齢とともに少なくなりますが、5歳くらいまでは危険年齢とされています。(5歳を過ぎての発症もありえます。)
そのため、ヒブ、肺炎球菌ともに、生後2か月になったらなるべく早く接種を行うよう勧められています。 -
Q
ワクチンの接種によってどのような副反応が起こりますか。
Aワクチンを接種した後に、接種した部位が赤くはれたり、発熱があることがあります。
副反応のほとんどは、接種後2日目までに出現し、通常は一時的なもので、数日で消失します。
ワクチンの接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合には、申請することにより補償を受けられる場合があります。詳しくは接種した医療機関にお問い合わせください。