医師・医療関係者の皆様へ

治験の概要について

治験とは

新しい「薬」を開発するためには、「薬の候補物質」について動物で効果や毒性を調べるだけでなく、人での効き目(有効性)や副作用(安全性)を確認する必要があります。
人での有効性や安全性について調べる試験を一般的に「臨床試験」と呼んでおり、特に国(厚生労働省)から「薬」として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」と呼んでいます。

治験を行う医療機関のメリット

  • より良い新薬が早く開発され、患者の治療に役立てられる
  • 先進治療を望む患者のニーズに応えられる
  • インフォームド・コンセントに基づいた患者参加型の医療が根付く
  • 院内体制の強化および活性化、スタッフの意識向上を図ることができる
  • 先進医療実施病院であることを内外にアピールできる
  • 医療経営の安定が見込める

札幌市医師会における臨床試験ネットワークの事業について

近年、わが国における治験実施件数は減少傾向にあり、その原因の一つとして、基盤となる治験実施施設、治験に関わる人材等の不足が上げられております。
そのため、臨床試験ネットワークを立ち上げ、治験に協力していただける医療機関を広く募集しております。参加施設に対しては様々な支援を行い、質の高い治験が実施できる体制を整備することとしております。
札幌市医師会における臨床試験ネットワークの事業として、緊急対応医療機関と治験実施医療機関との連携を仲介すること、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)第27条2に規定する法人として治験審査委員会を設置し、会員医療機関からの審査依頼に対応すること、及び会員医療機関に対し、治験実施のための体制整備を支援することとし、「札幌市医師会臨床試験ネットワーク支援センター」を設置いたしました。